May Yoga Studioレッスンを受けて
くださっている方には、ちらっと
お話ししましたが…
実は8月末~9月頭にかけての
一週間、病気療養休暇をとって
おりました。
ことの始まりは、ヨガレッスンの
準備運動で、体側を伸ばしていた
時のこと。
右の体側を伸ばす時だけなんだか
引っ掛かりを感じる…
その違和感に、ヨガの学びで得た
解剖学の知識を頭の中で展開して
みると…卵巣のあたりに腫れてる
感覚がある??かも??と感じ…
産婦人科に行ってみたんですね。
そしたら見事に?!
子宮筋腫と子宮ポリープ、
右の卵巣嚢腫が見つかりました。
今やそう珍しくない女性の病気です。
47年間、健康優良児でやらせて
もらってきましたが、私も人並みに
何かしら抱えるもんやな、と。
では、早いうちに取っておこうと
いうことで、人生初の入院手術に。
通常は2泊3日~5日くらい入院
するそうですが、やっぱり仕事を
休むことが気になり、
「日帰りで何とかなりませんかね?」
「その気合は大事ですけどね!」と
軽くあしらわれて、妥協案1泊2日。
有能なドクターと優しい看護師さん
達のおかげで、麻酔でふわっと
なっているうちに手術は無事終了。
体感2分くらいのうちに、全部が
済んでいました。
ここから、Mayがレッスンの中で
ひたすら言い続けている
バンダ(身体のエネルギーロック)
を身をもって体感したお話です。
ヨガでは、ポーズを行う際に、
骨盤底筋群と腹横筋を引き締め
お腹周りに軽い緊張状態をもたせ
身体を動かします。
これを「バンダ」といいます。
骨盤底筋群の引き締めは
「ムーラバンダ」(根底のロック)
腹横筋の引き締めは
「ウディヤナバンダ」
(腹部のロック)と呼びます。
これは、身体がもつエネルギーが
動いている最中に漏れ出て
しまわぬように、胴体の下のほうを
引き締めておく感じ。
腹巻やコルセットなどで、
腰のあたりを引き締めていると
内臓がすくい上げられサポートされ
ているようで動きやすくなる、
みたいなイメージです。
適切にバンダが使えていないと
身体はダランとした状態で動かす
ことになるので身体が重く感じたり
手足に余計な負担がかかったりします。
子宮筋腫とポリープの除去は
経膣で行うため、骨盤底筋にそんなに
影響はなかったのですが、卵巣嚢腫は
内視鏡を使うため、ほんの少し腹部を
切ったんですね。
腹横筋が一時的に一部断裂した状態。
本当に小さくしか切っていないのに
腹横筋全体にほぼ力が入らない!
「腰」は肉づき(肉体)の要(かなめ)と
書くように、身体の重要な部分だと
ひしひしと感じました。
全く気合も入らず、ただただ寝る
しかできない数日を過ごしました。
元気しか取り柄のないMayが、
これほどの小さい傷でこんな感じ
なのに!
帝王切開で赤ちゃんを産んだ
世のお母さん達は、
もう、どうなってんの!!
と、心の底から思いました。
もう少しこのお話は続きます!