現代人が最も弱らせている器官の
代表格として挙げられるのが
「呼吸器」です。
特にコロナ禍でのマスク生活や
外出自粛などでの閉塞感など
今年は特に呼吸が浅くなっていると
感じている方が多いですよね。
もちろんこれまでもMayの投稿では
現代人の呼吸が総じて浅くなって
いることや、
呼吸ととマインドの関連について、
何度も書いてきました。
呼吸が浅くなるのは、様々な要因が
あるのですが、その中でもあまり
知られていないのが、
「筋力の低下」ということ。
通常、リラックスしている時に
息を吸うとお腹がふくらみ、
吐くとお腹が凹み(元に戻る)ますよね。
それを一般的には「腹式呼吸」と
いいます。
この腹式呼吸が起こっている時に
一番動いているのが、「横隔膜」
という、肋骨の下の部分にある
胸腔と腹腔を分けている筋肉です。
(膜、という名前ですが、薄くなく
がっつりした筋肉です。ハラミ!)
そして、やる気満々の時に私たちが
行う呼吸が「胸式呼吸」。
息を吸うと胸がふくらみ、
吐くと胸囲が小さくなる状態です。
この時に動いているのが、
大胸筋、広背筋、僧帽筋、肋間筋
といった胸周りの筋肉。
もちろん横隔膜も。
呼吸をする臓器は、ご存知の通り
「肺」
なんですが、実は肺は、ただの袋
みたいなもので、自分で動くことが
できないんです。
ですので、肺の周辺の筋肉が動く
ことによって、外に引っ張られて
空気が中に入り「吸う」ことに
なります。
「吐く」時も、周囲の筋肉が縮み
肺が小さく押されるから、中の空気
が外に出ていくのです。
ということは、肺の周辺(胸の周り)
の筋力が低下することで、
肺が大きく動かなくなり、
呼吸が浅くなる、とも言えるのです。
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