お盆の時期ということもあり、先週
無料オンラインの「呼吸と瞑想」で
「慈悲の瞑想」をしました。
昨日のスタジオ対面レッスンでも
この瞑想を行ったのですが、その時
May自身の体験をお話したので、
それをブログにも記しておきます。
慈悲の瞑想に関連する過去の投稿はこちら→→★★
まず私がこの瞑想法を始めて知った
のは、12年ほど前、人生がうまく
いっていないと思い込んでいた時期。
書店でふと手に取った本。
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)の
アルボムッレ・スマナサーラ長老の
『現代人のための瞑想法』(サンガ新書)
の中に、この「慈悲の瞑想」が
載っていました。
心の底から真にそう思えるように
自分のことばとして言えるように
この瞑想法では、ことばを声にし
口に出して唱えるもの。
この瞑想を知ってから、しばらくは
毎日実践していました。
ですが、時が経つにつれ、
口が慣れすぎ、意味のないただの
繰り返しに飽きた頃、
唱えるのをやめてしまいました。
その後、この瞑想を忘れた頃に、
これまで経験したことのない
理由不明の腰痛に見舞われました。
折しも10日間のヴィパッサナー瞑想
の合宿に出かける時。
朝4時から夜9時まで、ひたすら座位
同じ姿勢を保ち、身体を動かさず
瞑想中は微動だにしないことを
求められる中、どんどん腰の痛みは
増してきて、毎日泣きそうな苦痛…
ヴィパッサナー瞑想の間は、誰とも
話すのを許されず、自分と向き合う
しかない環境。
何度リタイアして帰宅しようと
思ったことか…
正しい姿勢をとっているはずなのに
どうしても痛い。とにかく痛い。
それでも何とか迎えた最終日。
最後の瞑想が、まさにこの
「慈悲の瞑想」だったのです。
そして、この瞑想が始まると
少しずつ腰の痛みが薄らいでいき、
瞑想が終わるころには、
腰痛は全くなくなっていました!
びっくり!
理由は全くわからないのですが
本当に痛みがなくなっていて、
すっきりして帰宅しました。
とても不思議な気分でした。
この10日間の痛みは一体なんだったのか…
今となって何となく振り返ると
骨盤周りに溜め込んでいた未消化の
感情が、ヴィパッサナー瞑想に行き
日常を離れることを機に溢れだし、
「慈悲の瞑想」で解放されたのかな
とか、そんな風に思っています。
まさに「心身一如」ということを
感情というメンタルなものが
痛みというフィジカルな形で表れ
メンタルにもフィジカルにも
影響する「瞑想」で、
身をもって知らされたのかな、と。
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