ヨガは、自分の普段の姿勢に気づく方法でもある。

普通に生活しているだけなのに

一日仕事して帰ってくるとヘトヘト。

睡眠をとって回復するはずなのに、

朝起きたら身体がバキバキ。

それは、普段の何気ない姿勢が

ご自分にとっての正しい姿勢では

ないからかもしれません。

いつも同じ足がしびれる。

片側の股関節だけポキポキ鳴る。

それって、重心がどちらかに偏って

いるから起こっているんですよね。

気づかないようなわずかなズレが

長年の蓄積で痛みや違和感として

顕在化してきたのかも。

ならば、今一度、何気ない普段の

姿勢を見直して、調整する。

でも、それがわずか過ぎて

どう偏っているのかわからないー！

となった時に、ヨガをやってみる。

ヨガでは左右対称に身体を使う

動きがたくさんあります。

右はやりやすかったけど、

左になるとやりにくい。

こちら側はここまで伸びるのに

反対側はここまでしか行かない。

そんな風に自分の身体の感覚を

研ぎ澄ませて、観察しながら

ポーズをとるんです。

そうすると、小さな差がだんだん

わかってくる。

どう動いたら快適なのか、

どこがこり固まっているのか、

自分にしかわからないわずかな

左右差に気がつけるようになった時

知らないうちに、身体の痛みや

違和感が薄らいでいることに

気が付く。

長年かけて蓄積してきたことは

一朝一夕では改善しません。

だけど、一生涯付き合っていく

自分の身体なんだから、

自分の健康を外的要因に委ねる

のではなく、

自分自身で健康を保っていけるよう

自己管理してあげるための方法。

それがヨガなんです。

身体だけじゃなくて、心もね。