座布団の上の世界・・全てはこの場所で完結する。

落語を「座布団の上の宇宙」と

表現したのは、柳家花緑さんだったか。

この数日、私はまさに

「座布団の上の世界」を見ていた。

というと、何となく大そうに

聞こえるが、実は活動が全部

オンラインだっただけ。

振り返ればこの5日間、

自宅から一歩も出ていなかった！

自宅どころか、トイレ以外は、

居間の座布団の上から移動してない

ことに気がついた。

この週末は、天赦日、一粒万倍日、

夏至、新月、国際ヨガDay、日食と

何だかすごいパワフルそうな日で、

新時代の幕開けみたいな感じ。

私は、カナダ・フロリダ・大阪を

つなぐリモート会議をして。

ハワイの先生のヨガレッスンを受け。

北海道から九州まで日本全国と

アメリカをつないで通訳をして。

一日8時間以上の仕事をしながら。

東京の先生にベースレッスンを受け。

そう。ちゃんと外の世界とやりとり

しているけれど、自分の居場所は

すべてこの座布団一枚の上…

時代の変化だとわかっているけど

でもなんか、改めてすごい。

場所と時間の観念が崩壊する。

そして、ここが新時代のスタートで

あるならば、時間と場所を問わず

仕事に没頭できる時代が来たことを

思い知った、スペシャルな5日間

だったと言えよう。

全ては、この場で完結する。

座布団一枚の上で瞑想すると

全世界を、全宇宙を知るのと

全く同じことである。