Mayは、OL時代に通勤経路に
ヨガスタジオができたことを
きっかけにヨガを習い始め、
ヨガが好きになり、自分にとても
素晴らしい変化をもたらした
ヨガの効果を伝えたい、
と思ったからヨガの先生になった。
そして、ヨガを知れば知るほど、
ポーズだけでなく、
その根底にはヨガ哲学があり、
様々なヨガの潮流があり、
その奥深さを痛感し続けて、
今に至っている。
ヨガを始めて2年ほどで、
勤めていた貿易会社を辞め
ヨガスタジオ専属インストラクターに
なってしまったので、人前に立ち
実際のレッスンをしながら、
ヨガを伝える側の勉強をし始めた。
一般的にヨガの先生の資格とされる
ヨガアライアンス認定200時間の
ティーチャートレーニング。
数日前の投稿でも書いたけど、
トレーニングをする先生によって
内容が様々。
そして、ヨガが伝承されてきた
背景には、「グル」という師匠に
弟子入りするという昔ながらの
やり方がある。
だからティーチャートレーニングでは
その先生に弟子入りするつもりで
勉強に励んだ。
だけど、「果たしてこの先生が
私の本当のグルなのか?」という
疑問があったりして、
結局、違う先生から4回、200時間の
トレーニングを受けた。
最終的に、この先生の生き方が
私の目指す生き方だー!と思える
先生に出会った。
それが、ルパリ・エンブリー先生と
タニア・イングラム先生。
ハワイ在住の60代の二人の女性。
60代とは思えない若々しさと
聡明な美しさ。元気さ。落ち着き。
ユーモアに溢れ、愉快なお二人。
いつも冷静でいて、エネルギーに
満ちている。
自らのヨガの道を探求していく中で
修行、修行、と自己鍛錬に走り過ぎ
社会性を欠いてしまうこともなく。
ポーズや見た目だけの上っ面、
フィットネス重視、筋トレ的ヨガに
偏り過ぎてしまうこともなく。
山にこもる系でもなく、
都会的過ぎることもなく。
そんな色んな意味でバランスが
すごくよくて、いい塩梅で、
まさに中庸をいっているお二人。
かつてMayがインド人の男性の
先生についていた時。
「スターバックスのコーヒーに
かけるお金があるなら、修行の
ために使いなさい。」
「死んだ細胞にわざわざ無駄な
装飾をするなんて、ネイルほど
意味のないものはない。」と
言われて、とても窮屈で苦しい
気持ちになったことがあった。
もちろん、この先生の言わんと
することはわからなくはない。
もっと言えば、もっともなこと。
なんだけど。
お友達とスタバのコーヒーで
ワイワイおしゃべりしたり。
キラキラ好きな色の爪を
ながめてうっとりしたり。
そんなムダかもしれないことも、
自分の一部だし否定したくない。
他人にはわからない、自分の内に
ある部分も含めて、ありのままの
自分を認めてくれる。
否定しない。
自分でそのままを受け入れることを
教えて下さった、ルパリ&タニア先生。
「ありのままの自分」というと
怠惰な部分も含むから、ともすると
甘えと誤解する可能性もある。
だが、向上し続けることを教えて
下さり、甘えとは別物だとしっかり
認識させて下さった先生たち。
このお二人のように、
ナチュラルに年を重ねていきたい。
生きていく上で、お手本となるような
少し先を歩いて下さり、その後ろ姿を
生徒に見せてくれる、そんな先生方に
たくさんの人に、会ってほしいと
心の底から思っている。
各種お申込みはこのページ下のフォームよりどうぞ!
折り返し可能な時間を
ご返信いたします。