もう先週のことになりますが、
金曜夜に開催しているオンライン
無料クラス「呼吸と瞑想」で
「慈悲の瞑想」
(メッターメディテーション)を
行いました。
ご参加下さった皆さんには、
それぞれの思いがあったようで、
いろんな感想をいただきました。
結構フクザツな心境になった方も。
この「慈悲の瞑想」というのは
大乗仏教から生まれたもので、
寛大な心で全人類の幸せを願う、
誰にでも取り組みやすい瞑想法です。
声に出して、又は心の中で
文言を唱えるのですが、ポイントは
「心の底からそう思って唱えること」
ここがなかなか難しい…
その文言の中に、
「私が幸せでありますように」
「私の身近な人が幸せでありますように」
「生きとし生けるものが幸せでありますように」
「私の嫌いな人が幸せでありますように」
「私を嫌っている人が幸せでありますように」
と出てくるのです。
3つ目の「生きとし生けるもの」の
幸せを、心の底から願うことはできる。
だけど、4つ目、5つ目に来た時、
素直に心の底から願えていない
自分に気づくことがあるんです。
本当なら、自分の嫌いな人も
生きとし生けるものの一部であるはず。
なのに、心のどこかでいつの間にか
排除してしまってはいないだろうか。
なかなか、嫌いな人の幸せまでは
願えませんね。
でもそこが、自分の奥深い所に
向き合うきっかけになるんじゃないかな
ってMayは思うんですよね。
相手を憎いと思う、けれどもその人の
幸せも口にするということに
葛藤しながら、心から思えていないかもと
思いながら、声に出してみる。
最初はただ文言を機械的に言うだけ
だったのが、だんだん意味を成してくる。
その時に、何となくその人を許せたのかも、
と思える瞬間があればいいな、と。
各種お申込みはこのページ下の
フォームよりどうぞ!
折り返し可能な時間をご返信致します。