細かいところにこだわる…ヨガで長い時間をかけてケガをしないために。

Mayのレッスンを受けて下さると

お気づきになるかもしれません。

割と細かい所にこだわるというか、

手や足を置く位置、その角度まで

細かく注意をすることに。

ヨガは基本的に、

(たとえわずかな時間でも)

毎日練習するもの、だから。

そして、できれば生涯をかけて

長く練習していくものだから。

なんです。

例えば、足を着く角度がまっすぐで

ないのに気づかないまま、

20年、30年と練習を毎日重ねていれば、

本来あるべき角度でない状態が

身についてしまう。

それだけならまだしも、

20年、30年かけて間違った使い方を

続けたせいで、少しずつ少しずつ

身体を傷めていることに気づかず、

最終的に大きなケガとなる可能性も

あるんです。

だから、早い段階で正しい身体の

使い方を身につけてもらうために

足の角度や着地の仕方など

細かいことをうるさく言います。

そこで、普段のご自分の歩き方や

立ち方が、実はまっすぐでなかったと

初めて気づかれる方もいらっしゃる。

数十年間、何気なく生きてきて、

初めて「立つ」「動く」という

ことに意識的になれたなら、

それだけでヨガのもたらす効果は

絶大です。

このポーズには、こんな効能があって

この臓器に効いて、とかは

二の次の話で。

だけど巷のヨガ本などを見ると

そこしか書かれていないことが多い。

それだと、本当に必要なことを

見落してしまう。

本当に知っている必要があるのは

今の自分の身体は、

これまでの自分が作り上げてきた

行ってきたことの結果だということ。

これはただ単に、膝が痛い、腰が痛い

そんなレベルにとどまらず、

内臓疾患などの病気もそう。

これまでの食事、その摂り方、

生活習慣、無意識にやってきたこと

習慣化してきたことの結果が

「健康」という状態で現れたり。

「病気」という状態で現れたり。

ある日突然、病気が私を襲ってきた

のではなくて、

長い時間をかけて、病気を私が招いた

のだということ。

それがわかれば、自分の身体に

責任を持てる。

自分の人生に責任を持てる。

ヨガを通じて、そういうことを

知ってほしいんです。

だから、Mayは細かいことを

せっせと注意しますよ、これからも。