ヨガの練習で言われる「1％の理論、99％の実践」のこと。

「1% Theory ! 99% Practice !!」

ヨガ練習の格言のように、方々で

目にするこのことばは、

アシュタンガヨガの創始者

シュリ・K・パタビジョイス先生が

生徒におっしゃっていたことば。

もちろん理論的な知識の勉強も必要。

だけど、それを実践してみて、

自分で体得しないことには、

何の役にもたちません。

ヨガだけにとどまらず、知識とは

実生活に活かしてこそ、意味があります。

知識の勉強だけで、実行しないのは

机上の空論にしかならず、

巷の自己啓発本ばかり買いあさって、

行動に結び付けず読むだけ。

やったような気になってしまう。

だけど、現実は何も変わっていない。

それでまた次の啓発本を買うループ。

それと同じだから。

今は満足いくようにできなくて、

それができるようになることが

とてつもなく遠くにあるとしても。

遠くのゴールを見て、進むべき方角を

確かにすることは必須ですが、

そのゴールだけを見ていては、

途方もない目標に疲れてしまう。

それよりも、足元の一歩先を見て、

掃き掃除をコツコツとやり続ける、

『モモ』のベッポじいさんのように、

進んでいくしかない。

ゴールに行きつくまでに

実践を重ねているだけで、

気づかないうちに

たくさんのご褒美が与えられるんです。