先日、来日されていたTyler先生との
他愛ない会話の中で、こんな話を
していた。
「スター〇ックスのコーヒーは、
たまに沸かしちゃってる時がある
からね。日本はセブン〇レブンの
コーヒーで十分おいしいしねー」
「ファミリー〇ートが何億もかけて
新しいコーヒーマシンを開発した
らしいよ。セブンに対抗するためね」
すっかり日本に根付いたコーヒー文化。
今や、手軽に”ちゃんとした”または
”美味しい”コーヒーが手軽に飲める。
もちろんずっと前からコーヒーは
あったが、良質のコーヒーを
飲むには、それなりの手順を
正当に踏む喫茶店などに行く、
大人の特別感ある飲み物だった。
ヨガの考え方の中に「グナ」という
3つの性質を表すことばがあります。
《3つのグナ (トリグナ)》
★サットヴァ…善徳性
明、知的、調和的、向上
★ラジャス…激動性
熱、妄動的、積極的、束縛
★タマス…怠惰性
暗、無知的、消極的、下落
日本(アジア)にも元々、陰陽思想が
あるように、陰陽の両極と中庸がある
という考え方なので、理解しやすい
かもしれませんね。
ここで、飲み物の話に戻ります。
コーヒーは、とってもラジャスな
飲み物。
スタバの甘みの強いフラペチーノや
最近流行りのタピオカミルクティー
なども、まさにラジャスです。
それに対し、日本人が長らく
親しんできた飲み物、お茶。
甘みを加えずさっぱりと頂く
緑茶、ほうじ茶、麦茶などは
とてもサットヴァな飲み物です。
ラジャスな気質というのは、
エネルギー過多であったり、
競争心を煽ったり、イライラしたり
スピードを求めたりします。
このような性質は、「移る」ので
その飲み物を積極的に摂取する
ことによって、人の性格にも
影響します。
Tyler先生と話していて、世界の
ラジャスな都市は、必ずコーヒーが
有名だよね、と考えていたんです。
ニューヨークやシアトル。
今、日本で店舗展開している
大手のコーヒーチェーンの発祥。
ブラジルやコロンビアなどの
コーヒー生産地の人々は、
概ね情熱的な性質の文化。
イタリアもエスプレッソが有名。
マンジャーレ(食べる)、カンターレ(歌う)
アモーレ(愛する)という熱い国民性。
三十年前の日本には、ここまで
手軽に飲めるコーヒー文化は
浸透していなかった。
その頃の主流の飲み物はやはり
緑茶だったのでは。
サットヴァな国民性から
だんだんとラジャスな風潮へと
変化していっているのは、
単に時代の流れと考えて
いいのだろうか。
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