自分のために練習するヨガと
講師として指導するヨガでは、
身体に及ぼす影響が全く違う。
「ヨガチキーツァ」といい、
ヨガには「療法」「セラピー」と
いう側面があるので、
ヨガの練習をすることで
心身の不調を減らし、
癒していく効果がある。
ヨガを実践することで、
身体の歪みや不均衡は取り除かれていく。
だが、指導するのは全く別物で。
自分の身体のためには、むしろ
あまり良くないと思うことさえある。
逆に身体を歪ませてしまうことも。
分かり易い例を挙げると…
ヨガポーズは、右側から行うことで
身体の流れを良くするので、
どのポーズも最初に右側を練習する。
指導中にポーズの形を見せるために
右側では自分がポーズのデモをして
左側では生徒さんのポーズを手直し
したり、ということが続くので、
本来、左右対称に行うべきが、
指導では右ばかりやってしまって、
筋肉の発達に左右差が生まれる。
また、生徒さんと向かい合って
マットを敷き、鏡写しのように
ポーズをミラーリングして行うと
生徒さんには「右手を上げてー」
と言いながら、指導者は左手を
上げている。
となると、本来右から行うべきを
左からやっているので、
実は身体の流れに逆らっている。
だから、指導する側にいる人は
自分がレッスンを提供することを
「ヨガをしている」と見なさず、
全くの別物だとして。
自分の身体をちゃんと調整する
ために、自分のヨガを練習する
必要があるんですよね。
でも、毎日の自分の練習時間より
圧倒的に指導時間の方が多い
Mayは、どうしても歪ませて
いる時間の方が長い…
だから定期的にメンテナンスの時間を
持つようにしています。
その内容は…明日に続くよ。
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