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腹式呼吸はメリットがいっぱい!いいことしかない!

深い呼吸で、自分を見つめ、こころも身体も軽やかに♪

現代人に腹式呼吸が正しくできていない人が多い、ということを昨日書きました。
その理由は、引き締まったウエストに見せたいという痩せ信仰であったり、大気汚染であったり、スピード社会であったり、ストレス過多であったり、と様々ですが、現代人の呼吸が浅くなっていることは確かです。

今日は、腹式呼吸が正しくできていることのメリットについて。

まず、腹式呼吸だと、副交感神経(リラックスする時の神経パターン)が優位になります。
浅い呼吸で、胸の上の方だけで呼吸をしている時は、交感神経(活動する時、緊張する時の神経パターン)が優位になります。

ストレス社会と言われる昨今、浅い呼吸で常に交感神経優位になっていると、いつも臨戦態勢でいるような状態で、身体も心も常に緊張して疲弊してしまいます。

きちんと腹式呼吸ができていると、心は余裕があり、リラックスできて、身体は回復力が高まるのです。

身体の疲れが取れない、肩こりが慢性化している、というような方は、腹式呼吸が正しくできていないのかもしれませんよ。

脳に酸素がたっぷり入った血液が供給されるため、頭脳明晰、物事をしっかり考えられるようになりますし、精神的に安定します。

そして、腹式呼吸が行われる時、横隔膜が動きます。

横隔膜は、肋骨の下の方に内臓を包むようについている「膜」というより「筋肉」です。
焼肉でいうと「ハラミ」の部分。
っていうと想像しやすいですね。

胴体のちょうど真ん中あたりに大きく広がっているので、呼吸のたびに、上下し、内臓をマッサージします。
しっかり動かせていると、内臓脂肪がよく燃えて、つきにくくなるんですね。
深く腹式呼吸をしたり、大声で笑ったりすることで、横隔膜を動かし、内臓をマッサージすることで、内臓そのものの機能もアップします。

そうすると、体内の血液循環もよくなります。
血行が良くなるということは、肌質の向上、冷え性の改善にもつながります。

免疫力が上がり、体調を崩すことが少なくなります。

また、横隔膜がよく動くことで、お腹周りの筋肉が鍛えられ、腹筋がつきます。
腹筋は、身体を支えるためには不可欠。
姿勢を維持するので、猫背がなくなりますし、ポッコリお腹を防ぎます。

お腹がしっかりすることで、姿勢維持の際の腰への負担を減らしてくれるので、腰痛の改善にもつながります。

 

現代人のちょっとした不調、たいていのことは、正しい腹式呼吸を行うだけで、改善できてしまうことが多いのです。

 

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