昨日は、レッスン中の水の話をさせて頂きましたが、今日は水分補給としての「スポーツドリンク」のお話を。
身体を動かした後、汗をかいて失われた水分の補給のためにスポーツドリンクを飲むのは一般的で、健康そうなイメージがあるのですが…実は身体にいいと思って、飲み過ぎるのはNG。
プラスとマイナスの面を知っておきたいですね。
汗をかいた時には、水分だけでなく電解質も一緒に出てしまっているので、身体のミネラルバランスが崩れています。それを補充するために市販のスポーツドリンクを摂取すると、浸透圧の関係で、水だけを飲むより早く吸収され、身体に行き渡りますので、素早く水分補給ができます。
ですが、スポーツドリンクの原材料名をご覧になったことありますか。
最も含有量が多い原材料名が最初に来ていますが、たいていが糖分です。
砂糖、果糖、果糖ブドウ糖液糖、などなど。
500mlのスポーツドリンクたった1本でも、一日に必要な摂取カロリーを大幅に上回ってしまいます。
味がついていて飲みやすいので、ゴクゴクと飲んでしまいますが、糖分が高すぎるためべたべたして、逆に喉が渇いてしまいます。
また、多量摂取すると一時的に血糖値が上昇し、急性の糖尿病のような症状が起こってしまうこともあり、「ペットボトル症候群」と言われます。(ペットボトルから直接ドリンクを飲んでいる人に多発したことから命名されたそうです)
水の代わりに多量にスポーツドリンクを飲むことで、むくんだり太ったりすることもありますので要注意です。
さて!では、おすすめの飲み方をご紹介。
それは、スポーツドリンクを水で2倍~3倍に薄めて飲むことです。
糖分が抑えられ、べたべたせずに水分補給ができますよ。
そして、味もついていますので、水だけでたくさんの量はは飲みにくいという方にもいいですね。
最初は薄く感じても、慣れてくると市販のドリンクが濃すぎ、甘すぎるということが体感できるようになります。
是非この飲み方で、上手に水分補給をして、残暑を乗り切りましょう~♪