「電車男」「モテキ」「君の名は。」「悪人」など数々のヒット映画をプロデュースした、川村元気さんのインタビュー記事を読んだ。
「世界から猫が消えたなら」の小説の執筆者でもあり、私も購入させて頂き読んでいた。
彼の「表現方法が多様なのはなぜ?」という内容のインタビュー。
そこで川村さんは、
「僕はね、集団的無意識にアクセスしたいと思っているんですよ」
多くの人が感じ、気づいていながら、なぜか表現されていないこと。
そこに触れ、形にしていく。
のが、彼のやりたいことだ、と言っていた。
集団的無意識を言語化する
このインタビューの中での例え。
『駅前のポストの上に置き去りにされたクマのぬいぐるみ。喧噪の中、人々が通り過ぎていく日常で、そのクマを持ち上げ「誰のですか!」と叫ぶこと。』
それが彼の仕事だという。
『その瞬間きっと、「実はそれ、私も気になっていた」と、一斉に声が上がるはず。』と。
無意識を意識化する
川村さん一人にその仕事を任せっきりにしてはいけなくて。
私たち一人ひとりが、無意識的に認識していることに対し、意識的に気がつくことができれば、この世の中は、もっともっと面白くなるし、楽しくなるし、イキイキと、今という瞬間を生きる人だらけになると思う。
そう、過去でも未来でもなく、今この瞬間に最善を最大に最高に過ごすことができる。
そしたら、みんなが自分自身に満足して、みんなが幸せになれるんじゃないかなーて思う。
誰かの幸せは、誰かの不幸の上に成り立っている。
って、言われるけど、
今はそうかもしれないけど、そうじゃない世界が形成される可能性は、ここに多分にあると信じている。
あ、今日はなんかいつもとテイスト違ったな。