「ヨガ」というと、世間ではだいたいこんなイメージを持たれているのではないかと思います。
テレビや雑誌で見るようなモデルさんや芸能人、スラっと美しい女性がポーズをとっている。
もしくは、
身体がよくわからない方向にあるインドの修業者のような。
「身体が柔らかい人のための体操」
「すらりと痩せるための女性の美容体操」
「高度なストレッチ」
「カルトっぽい怪しげな宗教」
などなど。
もっと他にもあるのかもしれませんが。
ヨガの目的は、身体を柔らかくすることではないですし、痩せるためでもありません。
そして、身体が柔らかい人にしかできないものでもないのです。
ヨガは、万人のもの。老若男女。国籍、年齢、性別、人種、問わず。
それどころか、身体があっても、なくても、できる。
地球人も、宇宙人も、みんなのもの。
なんですが…
ヨガ講師として、よく出くわすのがこんなシチュエーション。
初めてお会いする方などに、
someone「お仕事は何をしてらっしゃるんですか?」
May「ヨガをお伝えする仕事をしています」
someone「私、カラダ硬いから…」
Mayこころの声「so what ??」
私は、自分の職業を答えただけなのに。
あなたの身体が硬かろうが、流れている血が緑色だろうが、そんなこと私は知りませんし、聞いてもいませんよ。
それに、会話すら成立していない。
一緒にヨガをしましょうよ、と、私は全くお誘いなんてしていませんし。
それは、あなたの身体が硬いのではなく、頭と心がカタいんです。
一方的な固定観念の中だけで生きている。
それも自分で作りだしたイメージで。
自らの可能性を閉ざしてしまっていることに気づけた時、
私は初めてあなたのお役に立てるのかもしれません。