「May先生はいつからヨガを始められたんですか?」
ヨガ講師をしているとよく聞かれます。
12,3年前の記憶を倉庫から取り出してきて、書いてみようと思います。
元々は(こう見えて(笑))、大阪のオフィス街・北浜でごく普通のOLをしていた私。
9時5時の勤務時間、営業職だった私は、外に出て適当にコーヒーショップで過ごしていたり、パソコンのソリティアを勤務時間中にやっていたりと、今思えば、典型的なダメ社員で。
本意でない仕事を割り当てられてるというジメッとした気持ちを抱えて、仕事のなんたるか、を全くわかっていなかった。
ワンマン社長のやり方も好きじゃなかったし、人生における「仕事」の意味も知らなかった。
ただ毎日決まった時間に会社に行って、それなりにOLっぽいことをしているのに飽きてしまっていた。
目的が見えておらず行うことほど不毛なことはないし、ストレスの溜まることもない。
お気楽OLのはずなのに、ストレス満載の私。
朝起きて鏡を見るなり、どこの誰かもわからないくらいむくんでいる顔。
ガチガチ過ぎて首を動かすのもままならない肩こり。
1週間に1度お通じがあればいいほうな本気の便秘。
手足は冷たい末端冷え性、ひどいPMSに吐き気を催すほどの生理痛。
当時、身長158センチ、体重は63キロ。
都会の20代女子にしては、まぁ太い。ぶよっとしていた。
一人暮らしの自宅から会社への通勤路で、ある日工事が始まった。
毎朝同じ道を通るので、建設の進捗状況を眺めつつ。
ある日、その場所で、店のロゴが目に入った。
=Hot Yoga Studio=
ふーん。ヨガスタジオができるのか。
結構最近、CMで見たりするな。モデルさんがやってたりする、あれね。
簡単そうだし、ちょっとおしゃれっぽいし。
オープンキャンペーン、行ってみるか。暇つぶしに。
そこで、初めて「ヨガ」というものに出会う。
ホットヨガ、だった。
~続きはまた今度。