その1よりこないだの続き~
ダメOLの私は、仕事中にそのヨガスタジオに予約の電話を入れ、仕事帰りに立ち寄ることにした。
スポーツクラブには行ったことがない。高校の部活は、お菓子が食べられる「茶道部」。純正インドア派の私。
大人から始めたクラシックバレエを当時は遊びで習っていた程度。
動きやすい服装を持ってきて下さい、とのことだったので、薄い伸縮性の良いパンツにタンクトップ、だったか。
スタジオに着いて、その美しい店内とスタッフの女性たちのピチピチした眩しさにちょっと怖気づき。
受付の女性に、スタジオの使い方、ホットヨガでの注意点などの説明を受け、ロッカーへ。
大きなバスタオルフェイスタオル、1リットルのお水を手渡される。
「お着替えが済みましたら、こちらのスタジオへどうぞ。敷いてあるマットのお好きなところに、このバスタオルを広げて、お座り下さい」とのこと。
いそいそと着替えて、「こちらのスタジオ」へ向かい、ドアを開けた瞬間!
「あっつぅー!」
そりゃそう、ホットヨガですからね。
常温で行うヨガとは違い、気温38~40℃、湿度50~65%ほどの室内で身体を動かす。
汗が出ないわけない。
だからヨガマットの上にバスタオルを敷くのか。
スタジオの四隅には、ガスファンヒーターがおいてあり、各所に加湿器があった。
現在のホットヨガスタジオは、部屋全体をまんべんなく温め加湿する設備が整っているところが多いが、私が行ったのは関西初のホットヨガスタジオで、当時は半ば強制的にホット環境を作り出していたのだった。
そして、ヨガインストラクターの先生がやってきた。
あ、さっきロッカーに案内してくれたお姉さん。
ただの受付嬢だと思ってました。ごめんなさい、先生。
そして、レッスンが始まると…
淡々と話す池田先生(と名乗っていらした)。
表情を変えずに、ヨガのポーズをこの暑い中、しゃべりながらとっている。
それだけでスゴい!
そしてテレビや雑誌で見るようなポーズを鏡に向かって真似している私。
それだけでも、なかなかに面白い体験だったのだが。
大した動きはしていない。
と思っていた。
だけど、60分のレッスンが終わった時。
しっかり身体を使った感じがある!
しんどくないのに、めちゃ汗出てる!
そしてなんかスッキリしている!
そしてもれなくホットヨガにはまる。
その3に続くみたい~