特にヴィンヤサ系のレッスンで
何度も繰り返し出てくるポーズ…
「アドムカシュヴァーナーサナ」
下を向いた犬のポーズ!!
英語ではダウンドッグで
おなじみのあのポーズ!
ちょうどいい写真がなかった…
こちらは、片足のダウンドッグですね。
このポーズの時の、正しい足幅って?
・足はくっつけて揃えておく。
・足は腰幅に開く。
・足はにぎりこぶしくらいの幅に。
さて、どれが正解なのでしょうか?
色んな先生のレッスンを受けると、
指導者によって指示が違っていて
迷ってしまうかもしれませんね。
上記3つで言うと、どれも正解!
流派により指導スタイルが異なると
いわゆる「完成形」というのが
違ってきます。
どれも間違いではなくどれも正しい。
様々な流派・スタイルのヨガを
学んで来たMayの経験から
申し上げますと。
一般的なハタヨガ(ここでは一つずつ
ポーズを止めて行うスタイル)では、
「腰幅」でと指導される先生が多い。
アシュタンガヨガでは、「腰幅」か
「にぎりこぶし幅」が多数派。
これは、ちょうど座骨の真下に
かかとが来ることで、解剖学的に
身体に無理がなく、ポーズがとれる。
シヴァナンダヨガでは、
両足を「揃えて」ポーズをとる。
インヴァーテッドV(逆転したVのポーズ)や
パルワダーサナ(パルワ山のポーズ)と
呼ばれることもある。
「肩幅」でとることはまずない。
なぜなら「腰幅」よりも広くなると
大転子(脚の付け根の外側)に負担が
かかってしまうため。
基本的にほぼ毎日行うことを前提と
しているヨガの練習において、
間違った身体の使い方などを続け
ほんの少しでも身体に負担をかける
ことは、何十年もかけて、少しずつ
身体を傷めていくことに繋がります。
だから、人間の身体の構造に無理を
させるような、解剖学的に間違った
動きをさせることはまずありません。
どの流派でも、そのポーズでの目的
があって指導をされていますし、
その動きが別のポーズにも関連した
意図があって行っているはずです。
ですから、異なる流派の練習方法を
自己判断で混ぜて行うのではなく、
その時受けている先生の指導に
従ってポーズの練習をして下さいね。
分からない時は、遠慮なく先生に
尋ねてみるといいですよ!
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