ヨガのポーズでは、手や脚の位置、
両足の幅、曲げる角度など、
基本の正しい位置が決まっている。
身体だけでなく、ポーズ中に目は
どこを見るか、も決まっていて、
それを「ドリシュティ」という。
「ドリシュティ」があるのは、
目線を一点に定め、余計なものを
視界に入れないようにすることで
頭の中が落ち着くように導くため。
そこで、ヨガの練習で、特に
ヴィンヤサというポーズを繋げて
呼吸とともに波のように動いて
行く流れでは、良く出てくるのが
アドムカシュヴァーナーサナ。
日本語では下を向いた犬のポーズ。
英語ではDownward facing dog。
このポーズのドリシュティに迷う
人が多い。
それは、本によっては、
「目線の位置はおへそに。」
と書かれているから。
おへそだとかなりアゴを引かないと
いけないので、ちょっと苦しい。
だけどこのポーズのドリシュティを
「膝を見て」「つま先を見て」と
指導する流派もあって、実はそれが
解剖学的にも自然で、ポーズも
とりやすい。
May Yoga Studioでもダウンドッグ
では、「膝かつま先の間を見て」
と指導している。
ダウンドッグにおける目線の位置は
おへそでも、膝でもつま先でも
どれも正解。間違いではない。
では、この違いは何か…というのは
次の投稿で解説しますね!!
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